当サイト「空調機の省エネをご検討中の企業様へ」のページでもお伝えしましたが、空調機の省エネに取り組むにあたり重要なのは、正確な「現状分析」です。具体的な策を講じる前に、まずは工場にある空調機の稼動状況をチェックしてみましょう。
以下項目に当てはまる場合、無駄が生じているケースがあります。
工場内フロアに一定間隔で空調機が付いていることがあり、ほとんど人がいない空間でも空調機が稼動していることがあります。無駄に稼動している空調機がないかチェックし、不要な物は撤去しましょう。
- 空調機の間引き
- 配管経路の短縮
- 使用していない空間の空調機撤去
工場によっては、夜間や休日は作業レーンの数を減らしているところもあると思います。その場合には、空調機の設定変更や運転停止を行いましょう。
- 夜間や休日のみ運転停止
- 温度や湿度の設定を変更
- 作業レーンごとの空調制御
作業レーンによっては、熱を発する機器により暑くなりやすいところがあったり、逆に空調が効きすぎていたりすることがありします。作業レーンごとの機器の稼動状況や人員によって、空調機の設定を変えましょう。
- 温度や湿度の設定を変更
- フロアやテナントごとの空調制御
工場や作業レーンによっては適正な温度設定がなされていない場合があります。人によって体感温度は異なりますので、作業者に室温の体感温度を聞き、改善が必要であれば温度や湿度を調整しましょう。
- 温度や湿度の設定を変更
- フロアやテナントごとの空調制御