空調機省エネシステムESCOTでは、大手自動車メーカーや大手飲料メーカーをはじめ、工場や商業施設、病院などで、幅広くご導入いただいており、さまざまなご意見・ご感想をいただいています。こちらではその一部をご紹介します。
導入時期・機種：2000年3月、2001年5月、2002年4月 ESCOT-CUSTOM-
弊社では、大規模工場で以前より電力の削減が義務として求められており、またISOの継続審査等の必要性から工場内では電気をこまめに消すとか・エアコンの設定温度を変える等の活動を行っておりました。ただ、どうしてもこのような活動では限界があり、
- 常時全自動での制限ができる
- 故障率が少ない(故障しても設備に影響を出さない)
- 確実に省エネができる
という省エネ商品を探していたところ、貴社代理店よりESCOTを紹介されました。
当時は、CUSTOMという商品群がなく、デマンドコントローラー仕様のものだけでしたので、コストの面からもメリットの面からも導入は大変難しいものでした。
そこで、雑談のさなか「1台だけを単独制御できないの？」という相談をしたところ「オーダーメイドで作れます」という回答をもらったので、じゃあ試してみようかという所から話が始まりました。
導入するにあたっては、大丈夫かどうかを日立冷熱(エアコンメーカー)にも相談をしましたが、グループ企業にも関わらず技術的にもあいまいな回答しかしてもらえず、埒があかなかったのですが、「とりあえずやってみよう」と導入に踏み切りました。
ESCOTは、一定時間強制的に圧縮機を停止させるので、省エネ効果はてきめんのものであると認識してはいましたが、導入後にほぼ試算通りの省エネ効果が出て驚きました。エアコンメーカーが導入前に脅し半分(と思っていますが)で言っていた
- エアコンがすぐ故障する
- 全く冷えなく(暖まらなく)なる
ということに関しても、うちの工場には全く当てはまらず、今現在まで大きな問題もないですね。
ESCOTを設置する前に5年動いているエアコンにつけて、それから既に7年以上動いていますのでエアコンの寿命(法定耐用年数）が極端に縮むこともないようです。
ESCOTはメーカー指定するデマンド制御の方法で制御をし、かつプログラム上でも安全回路を設けているということでしたから当然なのでしょうがね。
あの時点で、直感に近いものを信じて導入に踏み切ってよかったと思っています。
あと、一度こちらの業者の手違いでヒューズを飛ばしてしまったのですが、エアコンは問題なく動いていましたので、安全面でも今のところ申し分ありませんね。
今は、貴社の圧縮機台数制御システム(A.C.E)のメリットが大きいのでそちらを順次導入していますが、一段落したらまたESCOTを導入しようと思っています。
